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シャープ、「AQUOS」のリサイクル技術を開発
シャープは7月6日、液晶テレビ「AQUOS」のキャビネットに使用しているノンハロゲン樹脂を同一素材として... シャープは7月6日、液晶テレビ「AQUOS」のキャビネットに使用しているノンハロゲン樹脂を同一素材として再生するマテリアルリサイクル技術を発表した。また今回開発した技術をもとに、リサイクル性に優れた新たな液晶テレビキャビネット材料を2006年度末までに開発する計画だという。 AQUOSのキャビネットは、焼却してもダイオキシンを発生しない「ノンハロゲン樹脂」(PC+ABS+りん系難燃剤)を使用している。しかし、まだ原材料として使用されてきた歴史が浅く、同一素材として再生する技術は確立されていなかった。 シャープが開発したのは、マテリアルリサイクルを可能にする特性改善技術。意図的に劣化促進させたキャビネット(20年間使用したものに相当)を破砕し、ペレット化したものに改質剤をブレンド。再びキャビネットとして再成形することに成功したという。同社では、2005年8月13日より施行される欧州廃電気電子