ユリ・ゲラー氏、「超能力検証ビデオ」の著作権問題で和解

YouTubeに投稿された「超能力検証ビデオ」をめぐる訴訟で、スプーン曲げで知られるユリ・ゲラー氏とビデオ投稿者が和解した。電子フロンティア財団（EFF）が8月4日に明らかにした。 この訴訟は、EFFとビデオ投稿者がゲラー氏を相手取って昨年5月に起こしたもの。ゲラー氏は、Rational Response Squadという団体がYouTubeに投稿した検証ビデオにテレビ番組が含まれていたことから、著作権を侵害しているとしてYouTubeに削除を要請した。YouTubeはビデオを削除し、投稿者のYouTubeアカウントは一時停止された。 だがEFFは、13分のビデオのうち、ゲラー氏が著作権を有しているとされる部分はわずか3秒間であり、これは批評のための公正使用にあたると主張、YouTubeに削除を要請したゲラー氏の行為は米デジタルミレニアム著作権法（DMCA）違反だと訴えていた。 今回の和解

[Itisango]

「まとも」が法の世界でまともな処遇を受けた例。

[sonota88]

「非営利用途に対してクリエイティブ・コモンズライセンスの下で提供」なんか気になる表現

[heatwave_p2p]

和解だからしょうがないんだろうけど、これがフェアユースであったのかどうか、という点はうやむやになっちゃうのかな。結果的にはOKにはなったけど…。

[rev-9]

"ゲラー氏の会社は、問題の映像を非営利用途に対してクリエイティブ・コモンズライセンスの下で提供することと、和解金の支払いに同意"…スプーン曲げの能力はあっても、裁判の結果を予知する能力はなかったようで。