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“飛ばし見”や“高速再生”が増えたのは、コンテンツが増え過ぎたからなのか
現在は膨大な量の「コンテンツ」と共に暮らすのが当たり前になった。その結果、作品との付き合い方や生... 現在は膨大な量の「コンテンツ」と共に暮らすのが当たり前になった。その結果、作品との付き合い方や生活も変わった。そこに戸惑いや違和感を覚える人も少なくない。 では、それは悪いことなのだろうか? 筆者にはそうは思えない。変化は変化にすぎず、いいも悪いも結論づけられるものではないし、「良かった」と思える過去ですら、さらに過去から見れば変化の過程にすぎない。 では、今の状況をどう捉えるべきなのだろうか? 人とコンテンツの付き合い方の変化、という観点で考えてみよう。 2つの視点から見える「コンテンツの増加」 冒頭でも述べたように、今は多数のコンテンツに囲まれ、人々が暮らしている。それはどういうことなのだろうか? まずはもう少し、ちゃんと分析してみよう。 今の状況は、2つの変化から生まれたものと想定できる。 一つは、月額料金制による使い放題、いわゆる「サブスクリプション」の台頭。音楽や映像作品、一部書
2021/04/01 リンク