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都心の水をきれいにしながら節電、窒素とリンを除去して電力も2割削減
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都心の水をきれいにしながら節電、窒素とリンを除去して電力も2割削減
新開発の下水処理技術を最初に導入するのは、東京の中心部の下水を処理する「芝浦水再生センター」にな... 新開発の下水処理技術を最初に導入するのは、東京の中心部の下水を処理する「芝浦水再生センター」になる(図1)。このセンターはオフィスビルや商業施設が集中する千代田区や新宿区などの下水を一括して処理する設備で、処理した後の水は東京湾へ放流している。 東京湾の水質を改善するために「魚が住める水質」を基準にして、通常よりも高度な処理法を採用してきた。下水には窒素やリンが多く含まれていて、海中のプランクトンなどを過剰に繁殖させてしまう可能性があるためだ。 従来の高度処理法は通常の方法と比べて窒素を35%、リンを60%減らすことができる反面、電力の使用量が30%増えてしまう点が課題になっていた。新開発の高度処理技術を適用すると、窒素とリンの除去効果を維持したまま、電力の使用量を23%以上も削減することができる(図2)。