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食料自給力 労働力減少で低下-令和2年度
農林水産省が8月25日に公表した食料自給力指標は、農地の減少に加え、農業者の減少による労働力の減少で... 農林水産省が8月25日に公表した食料自給力指標は、農地の減少に加え、農業者の減少による労働力の減少で前年度を下回った。労働力の確保や省力化などの技術改善が重要になっている。 食料自給力指標は、国産生産のみでどれだけの食料を生産することが可能かという「食料の潜在生産能力」を示す。花など非食用農地や不作付地も含めた農地など農業資源、農業技術、農業労働力に着目して試算している。令和2年からは省力化の農業技術も考慮している。 令和2年度の自給力指標は米・麦中心の作付けでは1人1日あたり1759kcalとなった。小麦の平均単収が増加したものの、農地面積が減少したことから前年度を2kcal/人・日下回った。 1人あたり1日に必要な推定エネルギー量は2168Kcalとされており、米・麦中心の作付けでは必要なエネルギーをまかなうことができない。 一方、いも類中心に最大限農地を活用して作付けした場合は256