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付加価値貿易から見た比較優位の変化 Discussion Paper 服部哲也・日本経済研究センター特任研究員/拓殖大学政経学部教授
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付加価値貿易から見た比較優位の変化 Discussion Paper 服部哲也・日本経済研究センター特任研究員/拓殖大学政経学部教授
グローバル・バリュー・チェーンが構築されるようになると、各生産工程で生み出された付加価値が中間財... グローバル・バリュー・チェーンが構築されるようになると、各生産工程で生み出された付加価値が中間財として国境を越えて取引される度に輸出額が計上される二重計上の問題などが大きくなり、貿易統計による輸出総額を見ただけでは、国際的な生産工程間分業が進展する中での貿易の姿を正確に把握することができなくなっている。 そこで、本論では、海外で需要される財・サービスの付加価値がどこで生み出されたのか、源泉となる国や産業に基づいて推計した輸出額である付加価値輸出を推計し、付加価値輸出を用いて顕示比較優位指数を求めることで、グローバル・バリュー・チェーンが構築される中での各国の産業別の比較優位の変化がどうなっているかを論考した。 その結果、付加価値輸出で推計した顕示比較優位指数で見なければわからない以下の点が明らかになった。第一に、付加価値輸出で測定した顕示比較優位指数で見ると、日本の主要産業である輸送用機械