新型コロナウイルス対策を強化、建設現場の中国人労働者が不足(イスラエル) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

イスラエル国内の新型コロナウイルス感染者は2月5日時点で確認されていないが、中国に渡航したイスラエル人に感染の疑いがあるため入院したケースが複数ある。 エルアル航空は3月25日まで中国本土（北京）とのフライトの運休を発表している。海南航空の北京便、深セン便はキャンセルとなり運航していない。キャセイパシフィック航空、エルアル航空はテルアビブ～香港便の運航は続けている。 イスラエル保健省は1月30日、中国を訪問した全ての人々に対してイスラエルに入国後の14日以内（ウイルス潜伏期間）に学校や企業、公共の場所に行くことを避けるよう勧告を出した。同省はウェブサイトでその内容を中国語で発表する異例の措置を取っている。 同省はさらに2月2日、新型コロナウイルスに関する入国制限などの措置について発表した。在イスラエル日本大使館が発表した当局への確認内容（外務省ホームページ）は以下のとおり。 イスラエル入国

[mamma_mia_guangzhou]

入国制限により多数の中国人労働者が入国できないため、建設現場などでの影響が懸念されている。新たにイスラエルに到着予定だった2,000人と、春節休暇を中国で過ごした約1,000人が入国できない事態となっている。