広東・香港・マカオグレーターベイエリア共通の110項目の標準リスト発表(マカオ、中国、香港) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

中国の広東省市場監督管理局は4月23日、「広東・香港・マカオグレーターベイエリア共通標準の発展を促進するガイドライン」を公表した。これを受け、同管理局、香港特別行政区工業貿易署、マカオ特別行政区経済・科学技術発展局は4月24日、合同で「ベイエリア標準リスト」を発表した。 ガイドラインは、ベイエリア発展計画綱要と国家標準化発展綱要の方針を実行するために策定されたもので、広東・香港・マカオ間での標準・規則の連結性を高めることで、ベイエリア内での要素の流動性向上や、共同研究による技術開発などを促進することが期待されている。 ベイエリア標準リストには、食品や広東料理、漢方薬、交通、養老、物流など、広東省や香港、マカオで共通性の高い25分野で合計110項目の基準を含んでいる。ガイドラインによると、同リストにはベイエリアで共通適用する国際標準、国家標準、業界標準、地方標準、団体標準などの各種基準を列挙