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タンパク質分析装置(2次元電気泳動の完全自動化)の開発に成功
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タンパク質分析装置(2次元電気泳動の完全自動化)の開発に成功
JST研究成果展開事業【先端計測分析技術・機器開発プログラム】の一環として、シャープ株式会社 研究... JST研究成果展開事業【先端計測分析技術・機器開発プログラム】の一環として、シャープ株式会社 研究開発本部 健康システム研究所と熊本大学大学院生命科学研究部の開発チームは、タンパク質分子の混合物を全自動で分離できる装置を開発しました。これは、それぞれのタンパク質分子が持つ物理的性質の違いを利用して分離する「タンパク質2次元電気泳動法注1)」の自動化に成功したものです。本装置を使用すると、従来の手作業では2日間かかっていた作業時間が、その10分の1である約100分に短縮できます。また、本装置の分析精度(分解能)は従来法の5倍で、かつ再現性のよい結果をもたらします。 本装置と検査用の専用チップは、医療研究分野向けにシャープマニファクチャリングシステム株式会社が9月から販売開始します。 ヒトの体内には、遺伝子をもとに作られた数万種類ものタンパク質があります。体調変化や疾病などは、これらのごくわず