政治において正しいとはどういうことか 田畑 真一編著 玉手 慎太郎編著 山本 圭編著

理想をめぐる複数の立場が拮抗するなか、それでもなお政治に「正しさ」を求めることはできるだろうか？「ポスト基礎付け主義」という理論的立場を手掛かりに、いわゆる相対主義に諦観することのない、新しい哲学、規範、そしてデモクラシーのあり方を構想する。 【電子書籍あり】 紀伊國屋書店 Kindle honto VarsityWave ヨドバシ.com AppleBooks 序章 ポスト基礎付け主義の問題関心［玉手慎太郎、田畑真一］ はじめに 一 ポスト基礎付け主義とは何か 二 ポスト基礎付け主義における規範 三 ポスト基礎付け主義とデモクラシー おわりに 第1章 アゴニズム再考――ポスト基礎付け主義と民主主義［山本圭］ はじめに 一 ポスト基礎付け主義とデモクラシー――ルフォールとラクラウ 二 擬制としての基礎付け 三 アゴニズム再考――ウィリアム・コノリーと多元主義の政治理論 おわりに――アゴニズ