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神戸新聞NEXT|総合|「金さえあれば…」 貧困家庭、暴力の日々で中学通えず ルポ官民協働刑務所(3)
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神戸新聞NEXT|総合|「金さえあれば…」 貧困家庭、暴力の日々で中学通えず ルポ官民協働刑務所(3)
蒸し暑い作業室の中で、黙々とハツカネズミの世話を続ける中村健太(31)=仮名。窃盗罪で懲役3年の... 蒸し暑い作業室の中で、黙々とハツカネズミの世話を続ける中村健太(31)=仮名。窃盗罪で懲役3年の判決を受け、兵庫県加古川市の官民協働刑務所「播磨社会復帰促進センター」で服役している。 知的障害者らを対象にした「特化ユニット」に収容され、精神的療法としてネズミの飼育に取り組む。同センターを含め、同様のユニットは全国3カ所の官民協働刑務所にある。 若く体の線は細いが、指は節くれ立っている。なぜ中村は罪を犯し、刑務所に入ることになったのか-。取材を申し入れた。 小さな作業室。小学校にあるような机二つを挟み、中村と向き合った。その距離約2メートル。刑務官2人が脇に座り、目を光らせる。 中村の声は小さく、時折換気扇が回る音にかき消されるほどだ。うつむき加減に、とつとつと生い立ちを語りだした。 小さな農村集落で生まれ育った。父の暴力が原因で、幼い頃に両親が離婚。父に引き取られ、毎日農作業と内職を手伝っ