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脚気の発生:農林水産省
(ア)「脚気」の症状は・・・ 全身の倦怠感 食欲不振 手足のしびれ、足のむくみ… など 脚気になると末... (ア)「脚気」の症状は・・・ 全身の倦怠感 食欲不振 手足のしびれ、足のむくみ… など 脚気になると末梢神経や中枢神経が冒され、足元がおぼつかなくなったりするほか、重症化すると心不全を起こして死に至ることもあります。 通常、人の膝の下をたたくと足がはね上がりますが(膝蓋腱反射[しつがいけんはんしゃ])、反応しない場合は、脚気の疑いがあります。 明治時代に大流行した脚気は、長い間原因が解明されず、大正時代には結核と並んで2大国民病と言われるほどになりました。 (イ)江戸時代の食生活~「江戸わずらい」の発生 江戸時代、それまで主に玄米を食べていた江戸の人々にも白米食が広がりました。以前は、白米は身分の高い人しか食べられないものだったのです。 ところが、その頃から奇妙な病が流行り始めました。白米を食べる習慣は都市部から広がり、地方ではまだまだ玄米食が中心だった当時、江戸を訪れた地方の大名や武士に