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旧小浜鉄道の廃線跡をゆく(前編)
大正から昭和初期にかけて、小浜温泉と島原半島の入口である愛野との間の橘湾沿いには、黒煙を吐きなが... 大正から昭和初期にかけて、小浜温泉と島原半島の入口である愛野との間の橘湾沿いには、黒煙を吐きながら蒸気機関車が走っていたんですって。 小浜鉄道と温泉軽便鉄道(後に合併し雲仙鉄道)からなる通称 温泉鉄道と呼ばれたその鉄道の廃線跡は、現在県道201号線として利用されており、橘湾を臨みながら往時に思いを馳せることのできるドライブコースとして密かな人気となっています。 列車が通れるほどの幅の狭い道路(廃線跡)沿いには、かつての駅のプラットホーム跡が残っていたり、鉄道用の狭いトンネルがあったり。 また通称「緑のトンネル」と呼ばれる、木々がトンネルのように両側から生い茂るビュースポットも風情があり人気です。 想像するだけで旅情を掻き立てられませんか? 最近では沿線にお洒落なカフェもオープン。 途中、ちょっと寄り道しながら全線を辿ってきたので、見どころを詳しくご紹介します。