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無給義勇兵となった28歳米国人「可能な限りIS兵士殺したい」
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無給義勇兵となった28歳米国人「可能な限りIS兵士殺したい」
悲劇の連鎖は終わっていない──ジャーナリストの後藤健二さんらが「イスラム国」(IS)に殺害されてから... 悲劇の連鎖は終わっていない──ジャーナリストの後藤健二さんらが「イスラム国」(IS)に殺害されてから半年以上が過ぎ、一部の報道ではISが支配地域を失い弱体化しつつあるように言われ始めた。しかし、実際にはまだまだ勢力を保っており、その最前線ではISに抗する者たちの凄絶な戦いが続いている。イラク北部のクルド自治区でISと戦う兵士たちの実像を、報道カメラマンの横田徹氏がレポートした。 * * * ウィーンを飛び立ったオーストリア航空機内には、多数のクルド人乗客に交じり、スーツ姿の欧米人ビジネスマン、ドイツ陸軍の軍服に身を包んだ将校の一団、Tシャツにカーゴパンツというラフな服装の民間軍事会社のコントラクター(傭兵)たちの姿がある。多種多彩な乗客の顔ぶれが、これから向かうクルド自治区の状況を物語っている。 イラク北部、クルド自治区の首都アルビル。石油の輸出により経済成長が著しく、大通りには洒落たカフ