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ハイレゾ音質のラジカセがヒット、おじさんニーズに合致
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ハイレゾ音質のラジカセがヒット、おじさんニーズに合致
音楽はスマートフォンで楽しむ時代になったが、30年ほど前まで、その主役はラジカセだった。 好きな曲を... 音楽はスマートフォンで楽しむ時代になったが、30年ほど前まで、その主役はラジカセだった。 好きな曲をラジオやレコードからカセットテープに録音し、自分で編集した1本には、青春時代の思い出が詰まっている。そして、再生するラジカセ本体がない今も、これらのカセットテープを大事に押し入れの奥で眠らせている中高年は少なくない。 そんな隠れたニーズに応えるべく、最近また、ラジカセが発売されるようになった。なかでも人気なのが、今年3月に発売された『Aurex TY-AK1』(実勢価格2万3000円前後)だ。 『TY-AK1』は、カセットテープやCD、ラジオの音源を“ハイレゾ(ハイレゾリューションオーディオ)”相当の音質で再現して聴けるオーディオ機器。 現在、私たちがよく耳にしているCDやMP3の音源は、原音からデジタル化するときに、音の一部が省かれている。ハイレゾとは、CDを上回る情報量で原音に限りなく近