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国際演劇人・野田秀樹が英語劇にこだわるシンプルな理由
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国際演劇人・野田秀樹が英語劇にこだわるシンプルな理由
NODA・MAP第25回公演『Q』: A Night At The Kabuki(左から野田秀樹、松たか子、広瀬すず 撮影:篠山紀... NODA・MAP第25回公演『Q』: A Night At The Kabuki(左から野田秀樹、松たか子、広瀬すず 撮影:篠山紀信) <演劇界屈指の日本語巧者が約20年前から英語で劇を作り、演じ続けているのなぜか【特集 世界に挑戦する日本人20】より> クイーンのアルバム『オペラ座の夜』の楽曲に乗せ、『ロミオとジュリエット』の後日譚が描かれる。しかも舞台はイギリスから源平合戦時代の日本に移され、演じるのは松たか子や上川隆也、広瀬すず、志尊淳などそうそうたる日本人キャスト――。 劇作家・演出家・俳優の野田秀樹のケレン味あふれる大作『「Q」:A Night at the Kabuki』は2019年に初演された舞台の再演だが、今回は日本国内での公演に加え、9~10月にはロンドンと台北でも順次上演されている。 『Q』は極限までサラダボウル的混交を高めた物語で観客の度肝を抜く。悲恋に裂かれたロミオ