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ナメクジ・パワーで内臓の出血を止める
ある種のナメクジは危険を感じると粘液を分泌してその場にぴたっとくっつく Joel Sartore-National Geo... ある種のナメクジは危険を感じると粘液を分泌してその場にぴたっとくっつく Joel Sartore-National Geographic/GETTY IMAGES <ナメクジの粘液の強い粘着力をヒントに、ぬれた表面でもぴたっとくっつく「次世代型」の医療用接着剤を開発> 内臓の止血は一刻を争うもの。しかし表面がぬれているため、医療用接着剤で傷口を塞ぐのはなかなか難しい。そんな壁を打ち破る意外な「救世主」が現れた。ナメクジだ。 ナメクジの分泌する粘液をヒントに開発された新しい接着剤は、表面がぬれていても大丈夫。手術後の傷口などを素早く塞げる安全な接着剤だ。 ヒントになったのは、ダスキー・アリオン(学名アリオン・スブフスクス)というナメクジ。驚異的な粘着力を持つ粘液を分泌して、今いる場所にぴたっとくっつくという得意技を持つ。捕食者がその体を食べようとしてもまず剝ぎ取れない。 その粘着力の秘密を解
2017/09/10 リンク