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中国人に同化されゆく内モンゴルの問題は内政問題にあらず
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中国人に同化されゆく内モンゴルの問題は内政問題にあらず
<内政干渉するなと強弁する習近平政権だがモンゴル語教育撤廃問題はれっきとした国際問題だ> 国際紛争... <内政干渉するなと強弁する習近平政権だがモンゴル語教育撤廃問題はれっきとした国際問題だ> 国際紛争の中の民族問題は複雑な原因を有し、さまざまな形で発生するが、中国も例外ではない。 ひと昔前の中国の民族問題と言えば、チベットだった。1958年から中国の侵略に抵抗してきた最高指導者のダライ・ラマ14世は、10万人に上る自国民を率いてインドに亡命し、今日に至る。チベット問題は当初から国際問題として注目され、現在も解決の見通しは立っておらず、中印両国は今や亡命政府に近いインド北部のラダック地方で軍事的対峙に入っている。 新疆ウイグル自治区も同じだ。中国当局によって100万人単位で強制収容施設に閉じ込められたウイグル人は、イスラムとテュルクという2つのキーワードで国際社会と連動する。彼らはムスリムであると同時に、ユーラシアに分布するテュルク系諸民族の一員だからだ。「ムスリムの同胞が異教徒の中国人に抑