どうなるサケマス交渉、専門家に聞く | NHK北海道

４月１１日に始まった、道東沖太平洋での日ロサケマス漁業交渉。 例年は漁が解禁する４月１０日の前に行われていますが、ことしはロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で交渉が行われず、水揚げ基地の根室・歯舞漁港では漁船が陸に置かれたままになっています。 やっと始まった交渉、その意味合いや注目されるポイントについて、専門家に聞きました。 遅れて始まったサケマス交渉道東の根室沖など、太平洋の日本の排他的経済水域で行われるサケマスの流し網漁はロシアの川で生まれた魚が多く、日本とロシアの政府間の漁業交渉で毎年、漁獲量などの操業条件を決めています。 日本を含む各国がロシアに対して厳しい制裁を科す中、異例の漁業交渉が１１日から始まり、日本側から水産庁や外務省の担当者などが、ロシア側から連邦漁業庁の幹部やロシア外務省の担当者などが出席してオンラインで行われています。 交渉は双方とも「前向き」に漁業経済が専門

[kaku_q-karakuwa]

（NHK）漁業経済が専門の北海学園大学・濱田武士教授は、ロシアによるウクライナへの侵攻の影響があったものの、日本とロシア、双方とも「交渉を行いたい」という思いで一致したことが、交渉につながったとみています