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消費者物価(全国21年3月)-コアCPI上昇率は4月にはプラス転化の公算
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消費者物価(全国21年3月)-コアCPI上昇率は4月にはプラス転化の公算
総務省が4月23日に公表した消費者物価指数によると、21年3月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、... 総務省が4月23日に公表した消費者物価指数によると、21年3月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)は前年比▲0.1%(2月:同▲0.4%)となり、下落率は前月から0.3ポイント縮小した。事前の市場予想(QUICK集計:▲0.1%、当社予想も▲0.1%)通りの結果であった。 生鮮食品及びエネルギーを除く総合(コアコアCPI)は前年比0.3%(2月:同0.2%)と3ヵ月連続で上昇し、上昇幅は前月から0.1ポイント拡大した。総合は前年比▲0.2%(2月:同▲0.4%)であった。 コアCPIの内訳をみると、電気代(2月:前年比▲7.8%→3月:同▲7.1%)、ガス代(2月:前年比▲6.2%→3月:同▲5.2%)、灯油(2月:前年比▲11.6%→3月:同▲4.2%)の下落幅が縮小し、ガソリン(2月:前年比▲6.2%→3月:同0.9%)が1年ぶりに上昇に転じたため、エネルギー価格の