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2022・2023年度経済見通し
2022年1-3月期の実質GDPは、前期比▲0.1%(年率▲0.5%)と2四半期ぶりのマイナス成長となった。まん延防止... 2022年1-3月期の実質GDPは、前期比▲0.1%(年率▲0.5%)と2四半期ぶりのマイナス成長となった。まん延防止等重点措置の影響で民間消費が前期比0.1%の低い伸びにとどまる中、設備投資が前期比▲0.7%と2四半期ぶりに減少したことに加え、外需寄与度が前期比▲0.4%と成長率を大きく押し下げた。 日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年4-6月期に前期比年率▲28.1%と過去最大のマイナス成長を記録した後、2020年後半は高成長となったが、2021年に入ってからはマイナス成長とプラス成長を繰り返している。実質GDPは、米国が2021年4-6月期、ユーロ圏が2021年10-12月期にコロナ前(2019年10-12月期)の水準を上回ったが、日本の実質GDPは2022年1-3月期時点でもコロナ前を▲0.6%下回っている[図表1]。 また、日本は消費税率引き上げの影響で2019