RIETI - Estimating Family Preferences for Elder-care Services: A conjoint-survey experiment in Japan

本研究では、高齢者介護サービスについての需要構造を、コンジョイント・サーベイ実験と合理的選択モデルをもとに明らかにする。コンジョイント・サーベイ実験は、日本人の回答者について行い、両親に介護が必要になった場合に利用したい介護施設について選好の推定を行った。結果、（１）入居する部屋の条件が需要と消費者余剰に最も大きな影響を与える、（２）自宅からの距離が中距離にあり、健康サービスを提供する介護施設に対する助成金がもっとも正当化される、ことが示された。 The paper provides a preference evaluation for elderly-care services, based on a conjoint survey and a rational-choice framework. For the empirical section, we conducted a co