授業観を変えることの難しさ - ならずものになろう

京都大学の溝上慎一先生が書かれているサイトに面白い記事が前に上がっていた。 smizok.net 要点が冒頭に上がっているが、自分が注目したのは以下の点だ。 多くの、とくに高校教師の持つ伝統的なチョーク＆トークを中心とする授業観を変えるのは難しい。揺さぶられる経験が必要であり、そのためにもまず「水に入って泳ぐこと」が重要である。 「とくに高校教師」と名指しして指摘されているが、高校の授業は「チョーク＆トーク」に偏っている人が多いような印象は、高校の教員として働いていても思う。 そのような現状に対しての厳しい指摘であるので、ぜひ目を通して欲しいと思う内容だ。 自分自身の生徒体験を授業のスタート地点にしていいかという問題 この記事を読んで、思わずうなずいたのは以下の点だ。 アクティブラーニング型授業は、多くの教師がイメージを作れるほどの経験を持っておらず、抽象度の高いところで概念的に理解するの

[practice_makes_better]

"「自分の受けてきた教育」から授業を語るのは危ないと自覚するべき"　文法訳読法の問題点を重々理解しつつも、自らが受けてきた教育から教授法を変えられない。僕の様な英語科の教員にも通じる話ですね。