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鉄道王国・富山 地域の足守れ LRT、ダイヤ改革
全国のJRが利用者の少ないローカル線の赤字額を公表し、各地で存廃を巡る議論が起こる中、鉄道を住民... 全国のJRが利用者の少ないローカル線の赤字額を公表し、各地で存廃を巡る議論が起こる中、鉄道を住民生活に欠かせない「地域の足」として維持する方針を明確に掲げる地域がある。全国で唯一、県内の全ての自治体に鉄道が走る富山県。各自治体は、利用者の利便性を高めながら最適な地域交通サービスを実現すべく奮闘している。 「鉄軌道王国とやま」。県内の12路線に多種多様な車両が集まる同県はこう自称する。玄関口の富山駅には北陸新幹線や第三セクター、路面電車がひっきりなしに乗り入れ、富山地方鉄道(富山地鉄)では全国の私鉄から譲られた往年の名列車が現役で快走。王国ぶりを一目見ようと足を運ぶ鉄道ファンも多い。 高齢化を見越し実は、同県はかなりの「車社会」だ。自動車検査登録情報協会によると、都道府県別の1世帯あたりの車の保有台数で、同県は1・652台で福井県(1・708台)に次ぐ2位となっている(今年3月末時点)。 そ
2022/11/05 リンク