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【伝説の洋画家たち 二科100年展】わたしがオススメするこの1点(5)「芸術新潮」編集長、吉田晃子さんは佐伯祐三の「新聞屋」(1/2ページ)
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【伝説の洋画家たち 二科100年展】わたしがオススメするこの1点(5)「芸術新潮」編集長、吉田晃... 【伝説の洋画家たち 二科100年展】わたしがオススメするこの1点(5)「芸術新潮」編集長、吉田晃子さんは佐伯祐三の「新聞屋」 東京都台東区の東京都美術館で開催中の「伝説の洋画家たち 二科100年展」。 日本洋画史に名を刻んだ名作約120点を一堂に集めた同展で、「芸術新潮」編集長を務める吉田晃子さんのオススメ作品は佐伯祐三の「新聞屋」。「力強い筆致に佐伯の自信を感じるとともに、どうしても無念を見てしまう。ヴラマンクから吸収した表現力と、水墨画に着想した描線の妙を融合させた『新聞屋』はようやく独自の画風を確立した時期に描かれた作品で、彼の前には可能性が広がっていた。だが本作を手がけた翌1928年8月、彼は30歳にして帰らぬ人となるのである」と専門家ならではの指摘。 佐伯祐三(1898~1928年)は、パリの風景を好んで描いた洋画家。代表作に「テラスの広告」や「郵便配達夫」などがある。 「新聞屋