東大独自ルール「軍事忌避」に反旗 複数の教授ら米軍から研究費（1/2ページ）

軍事研究と外国軍隊からの便宜供与を禁止している東京大学で、複数の教授らが平成１７年以降、米空軍傘下の団体から研究費名目などで現金を受け取っていたことが３０日、分かった。東大は昭和３４年から軍事研究を、さらに４２年からは外国軍隊からの資金供与も禁止して「学問の自由」を事実上、制限してきた。これまで学内の独自ルールに手足を縛られてきた研究者が反旗を翻した格好だ。 関係者によると、東大の男性教授は平成１７年、スイス・ジュネーブ郊外の欧州原子核研究機構（ＣＥＲＮ）で反物質の研究を行う際、米空軍傘下の「アジア宇宙航空研究開発事務所（ＡＯＡＲＤ）」から「研究費」として７万５千ドルを受領した。 さらに、応用物理学に関する学会が１９年に開かれた際、東大の男性准教授（当時）が米空軍の関連団体から学会の開催費用として１万ドルを受領。１７年の学会でも別の男性教授（当時）が５千ドルを学会として受け取ったとしている

[youarai]

「現在でも全学部で軍事研究の禁止を続けている」"軍事忌避"する姿勢が"学問の自由"を制限し侵害する悪事であるかのような論調。

[ROYGB]

軍事と言ってもたとえば戦場での負傷を想定した応急的な生命維持の研究は軍事以外でも役に立つだろうし、ゲーム機が軍事への転用可能性で輸出禁止になったりすることもあるので、区分けは難しい。

[shinichiroinaba]

「売国奴」って言わないのね？　それはさておき紐付きで学問の自由が損なわれる危険があるからこその軍によるサポート忌避。軍が金だけ出して何も言わず、成果も軍に独占されないなら大いにやるべし。