【サッカー】ホペイロの日本第一人者・松浦紀典さん Ｊ２京都を下支え、本田・吉田の信頼厚い職人（1/2ページ）

Ｊ２京都でホペイロとして活躍する松浦紀典さん。選手の息づかいに合わせるスパイクの調整でチームの下支えする。日本代表の吉田麻也のスパイクの手入れにも余念がない＝京都サンガクラブハウス（吉原知也撮影） 日本サッカー界の足元を支える職人が京都にいる。ポルトガル語で用具係を意味する「ホペイロ」として、サッカーＪ２京都でスパイクや用具の管理・調整を担う松浦紀典（のりよし）さん（４６）だ。来年のロシアＷ杯の日本代表入りを目指す本田圭佑（パチューカ）や吉田麻也（サウサンプトン）のスパイク調整も任されており、「選手がピッチで集中して力を発揮できるよう、目の前の勝利に貢献したい」と話している。 ブラジルでは地位確立 「一言でいうと、選手が手ぶらで来て手ぶらで帰れる環境づくり」。ウエアの管理、スパイクの手入れ、シャンプーや整髪料の準備…。ホペイロは日本ではまだ認知度が高くないが、サッカーの本場、南米ではチーム