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【勇者の物語】走る「技」に盗む「目」 長足の進歩 虎番疾風録番外編82
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【勇者の物語】走る「技」に盗む「目」 長足の進歩 虎番疾風録番外編82
■勇者の物語(81) 1年目、38試合で4盗塁しかできなかった福本豊が、2年目の45年シーズンには7... ■勇者の物語(81) 1年目、38試合で4盗塁しかできなかった福本豊が、2年目の45年シーズンには75盗塁をマークし、初の「盗塁王」に輝いた。長足の進歩である。 「足は短いけどな」と福本は笑う。実はその裏には一人の〝師匠〟の存在があった。浅井浄(きよし)マネジャー兼トレーニングコーチである。 昭和39年の東京オリンピックの陸上400メートルリレーの日本代表選手。阪急電鉄に入社した浅井は福本が入団した43年12月にブレーブスへ出向。そして西本監督から「あいつの足はものになる。見たってくれ」と命じられた。 「初めボクの走り方は腕が横振りで、体は揺れるし、スピードもでなかった。それを浅井さんが本物のプロの走りに変えてくれたんよ」 1歩目は腰を切り左足で踏み出す。顎を引き頭を揺らさない。腕はまっすぐ垂直に振る。頭を上げず低い姿勢を維持する-。福本は徹底的に走り込んだ。 「気ぃついたら、盗塁王になっ