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ブラック企業選手権、優勝 by 整数 | ShortNote
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ブラック企業選手権、優勝 by 整数 | ShortNote
外線を取った総務の女がおれに電話を回してきた。相手は警察だという。さて何かしたっけな、と思いなが... 外線を取った総務の女がおれに電話を回してきた。相手は警察だという。さて何かしたっけな、と思いながら受話器を取ると、相手は「あなたの会社に○○さんという方がいませんか? もしいたらその人の雇用契約書と賃金台帳とタイムカードを見せてもらえませんか?」と言った。野太い声だった。疑うわけじゃなかったけど、電話越しじゃ本当に警察かどうか分からないし「個人情報保護の観点から電話で回答することは難しい、実際に会社まで来てもらえないか」と伝えて電話を切った。 すぐに二人組の男がやってきて、テレビドラマみたいに警察手帳を開いて自分達が警官であることを証明した。それ以上疑う必要はなかったから、彼らの言う通りに雇用契約書と賃金台帳とタイムカードを印刷して手渡した。捜査の対象になっている男はちょうど二週間前に会社を辞めたばかりで、厳密にいうと会社の社員ではなく元社員だった。とにかく極端なブラック企業で、毎月100