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エルニーニョの影響に気づいていますか
2016.12.16 気象庁のホームページには、「エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米... 2016.12.16 気象庁のホームページには、「エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です」とあります。 この太平洋の南米沿岸のエルニーニョが、なんとインド洋沿岸のアフリカ南部に大異変をもたらしています。 アフリカ南部のタンザニア,ザンビア,ボツワナ,モザンビーク,アンゴラ,ジンバブエ,レソト,スワジランド,マラウイ,ナミビア,南アフリカ,モーリシャス,コンゴ(民),マダガスカル,セーシェルの各国は、南部アフリカ開発共同体(SADC)を組織しています。 SADCは、もともと南部アフリカ諸国が,アパルトヘイト体制下の南アフリカ旧政権の経済的支配から脱却することを目的として設立した南部アフリカ開発調整会議(SADCC)から始まりました。 南アフリカがアパルトヘイトを撤廃した後の1992年に「南部アフリカ開発