野口徳雄 「PAPER CONSTRUCTION − 紙の造形」 （ポーラ ミュージアム アネックス）

私たちの生活とは切っても切れない関係の「紙」。新聞・雑誌・チラシ広告・・・。パソコンで打った会議の資料もプリントアウトすれば「紙」。名刺も手帳のページも、すべて「紙」。そんな普段私たちがなにげなく目にして、またお世話になっている紙を素材にして、今まで見たことのない、全く違った形でアートに生まれ変わらせた作品を皆様にご覧いただきます。 野口徳雄が創り出す「紙」の作品は、まるで紙が誕生した２千年も前から、ずっと存在する化石のような質感を持ちながらも、いつか溶けてなくなってしまうのでは・・・という儚さを感じさせます。 紙の特徴を最大限に引き出した他の素材では表現できない野口の作品を通して、紙の持つ可能性を実感していただきたいと思います。併せて、野口がもうひとつの世界観を構築している写真作品も展示いたします。 【画像：「Dragon#1」 86×61cm 2001年】

[pho]

8/2～26＠銀座。少し気になる