エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
昆虫のさやばね内部に十字型の影をもつ球晶構造を発見 | テクノロジー・材料 - TSUKUBA JOURNAL
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
昆虫のさやばね内部に十字型の影をもつ球晶構造を発見 | テクノロジー・材料 - TSUKUBA JOURNAL
タマムシやオサムシ、コガネムシなど昆虫の外骨格は美しい構造色(微細構造によって光の干渉や散乱が生... タマムシやオサムシ、コガネムシなど昆虫の外骨格は美しい構造色(微細構造によって光の干渉や散乱が生じて発色する現象)を示します。これは、主としてさやばねが、らせん構造をもつコレステリック液晶のような規則的な構造を持つことに由来します。このような材料は、柔らかさと固さを併せ持っており、さらに表面は、虹色に輝いたり、金色もしくはエメラルドグリーンの金属反射が見られたりすることから、生体模倣材料などへの応用も期待されています。 本研究では、外骨格を有する昆虫であるカナブン類のさやばねについて、透過型および反射型の顕微鏡観察を同時に行い、構造を調べました。その結果、さやばね内部に、表面の構造色の反射だけでなく、マルテーゼクロスと呼ばれる十字型の影をもつ球状の構造(球晶)を発見しました。昆虫においてマルテーゼクロスが観察された報告は、本研究が初めてとなります。この構造は、オサムシの場合、整然と列をなし