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バイデン新政権の真の課題は単なる脱トランプではない(会田弘継関西大学客員教授・ジャーナリスト) -マル激
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バイデン新政権の真の課題は単なる脱トランプではない(会田弘継関西大学客員教授・ジャーナリスト) -マル激
1951年埼玉県生まれ。76年東京外語大学英米語科卒業。同年共同通信社に入社。ジュネーブ支局長、ワシン... 1951年埼玉県生まれ。76年東京外語大学英米語科卒業。同年共同通信社に入社。ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを経て2015年退職。同年、青山学院大学地球社会共生学部教授、20年より関西大学客員教授。著書に『追跡アメリカの思想家たち』、『トランプ現象とアメリカ保守思想』、訳書に『政治の起源』など。 著書 茶色い毛糸のミトン手袋が全てを物語っていた。 1月20日、トランプ大統領がメラニア夫人と共に大統領専用ヘリコプター「マリーン・ワン」に乗り込みホワイトハウスを去った。ヘリが飛び立った瞬間、世界のメディアが集結するホワイトハウスのメディアルームでは歓声があがったという。 確かに大変な4年間だった。マル激では「トランプが去ってもトランプ現象は終わらない」ことは繰り返し解説してきたが、それでも自身の価値観が「真空」であるがゆえに、政治的に有利になるネタは理念を超越してどんな荒唐