サウジとイランの代理戦争 イエメン本格内戦４年 800万人飢餓 | NHKニュース

中東のイエメンで、政権側を支援するサウジアラビアなどが軍事介入し内戦が本格化してから26日で４年になります。内戦終結に向けた国連の仲介も功を奏しないまま、食糧難など最悪の人道危機が続いています。 イエメンでは、反政府勢力に首都を追われたハディ政権を支援するため、2015年３月26日にサウジアラビアなどが軍事介入を始めたことで内戦が本格化しました。 一方、サウジアラビアと中東の覇権を争うイランが反政府勢力を支援し、現在はイエメンを舞台にした代理戦争の様相を呈しています。 国連によりますと、内戦による死傷者は１万8000人余りに上り、食糧難で国民の３分の１にあたる800万人が飢餓に直面するなど、最悪の人道危機となっています。 去年12月には、支援活動の拠点となってきた西部の都市から双方の部隊が撤退する合意が国連の仲介で結ばれましたが、その後も合意は履行されず、食糧の配給に支障が出続けています。

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サウジとイランの代理戦争 イエメン本格内戦４年 800万人飢餓 "内戦終結に向けた国連の仲介も功を奏しないまま" ※諦めてはいけないのだが、ここも出口が見えない