映画の上映中止で議論 主催者側が中止の経緯を説明 川崎 | NHKニュース

川崎市で開催中の映画祭で、慰安婦問題をテーマにした映画の上映が中止されたことに批判が相次ぐ中、30日夜、会場で議論の場が設けられ、主催者側が、「川崎市から対面や電話で上映は難しいと伝えられ重く受け止めた」と中止の経緯を説明しました。 対応に批判の声が相次ぐ中、30日夜、映画祭の会場で主催者と映画関係者や市民らが議論する場が設けられ、およそ140人が参加しました。 はじめに主催者側が、川崎市から「主戦場」の選考資料の提出を求められ、その後、「市の共催事業で訴訟が起きている作品の上映は難しい」と電話や対面で伝えられたと説明しました。 これは「あいちトリエンナーレ」で企画展が脅迫などを受け、中止された数日後だったということです。 主催するＮＰＯ法人の責任者は、「難しいということばを重く受け止め、安全を確保できないと考えて中止を判断した」と話しました。 参加者からは、上映の再検討を求める声が相次い