日立金属 検査不正 1700社余に納品 経営トップら報酬減額処分 | NHKニュース

大手金属メーカーの日立金属は、製品の品質を保証する書類を書き換えるなどの不正を行っていた問題で、1980年代以降、顧客のおよそ1割にあたる1700社余りに納品されていたとする報告書を公表しました。会社では経営トップらの報酬を減額する処分も合わせて決めました。 日立金属では去年4月、自動車部品に使われる特殊鋼などの品質を保証するための書類の数値を書き換えたり、必要な検査を行わずに出荷したりする不正が行われていたことを明らかにし、外部の弁護士でつくる特別調査委員会が調査を進めていました。 28日、公表された報告書によりますと、1980年代以降、検査の不正が行われ、顧客のおよそ1割にあたる1747社に納品されていたということです。 また、報告書では工場長など歴代の現場の責任者も不正を把握していたものの、顧客への報告や抜本的な改善を指示しなかったと指摘しています。 さらに、今回の不正が発覚して親会

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