長野 上田電鉄 台風で被害の橋 組み立て完了 線路敷設作業進む | 台風 | NHKニュース

長野県上田市の上田電鉄は、おととしの台風19号で被災した千曲川にかかる橋の組み立てが終わったことから、来月の全線での運転再開に向け線路を敷設する作業を行っています。 上田電鉄別所線は、おととしの台風19号の豪雨災害で上田市内の千曲川にかかる橋の一部が崩落し、一部区間が不通になっていて復旧工事が進められています。 先月下旬に橋の組み立て作業が終わり、線路を敷設する作業が始まっていて、15日は作業員たちが台車に乗せた長さ25メートルの線路を現場に運び込んでいました。 上田電鉄によりますと、敷設する線路は100メートルほどになるということで、今後、長さを調整してつなぎ合わせる作業などを行い、来月28日に全線で運転再開する予定です。 上田電鉄運輸部技術区の市村謙人主任は「大変な作業もありますが、全線開通を楽しみにしている市民のためにも復旧に向け頑張っていきたいです」と話していました。