空き家解体希望も金銭課題｜NHK 北海道のニュース

人口減少で空き家が増え続ける中、函館市が所有者などにアンケート調査を行った結果、およそ６割の人が解体したいと考えている一方、金銭的な理由から解体が進んでいないことがわかりました。 ５年前に国が発表した調査で、函館市の住宅に占める空き家の割合は１５．６％と、全国平均の１３．５％を上回っています。 函館市は、今後の対策に役立てようと、特に空き家が多い中央部地区と西部地区にある８６６棟の空き家の所有者や相続人、あわせて９０５人にアンケートを行い、３３１人から回答を得ました。 空き家になった理由については、「住んでいた人が亡くなった」が２７．８％と最も多く、次いで「借りていた人が転居した」が２４．１％でした。 また、空き家をどうしたいかについては、「解体したい」が５８％と最も多く、「売却したい」が３３．３％となりました。 一方、困っていることについては、「解体費用がない」が３３．８％、「解体すると