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明暗が分かれる地方移住の促進-国勢調査からみる5年間の都道府県別人口移動の状況 | ZUU online
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明暗が分かれる地方移住の促進-国勢調査からみる5年間の都道府県別人口移動の状況 | ZUU online
今年の2月末以降、総務省統計局より順次結果の公表が続いている「平成27年 国勢調査」によれば、わが国... 今年の2月末以降、総務省統計局より順次結果の公表が続いている「平成27年 国勢調査」によれば、わが国の2015年10月現在の総人口は1億2,711万人と、5年前(1億2,806万人)から94万7千人の減少(*1)となっている。 先月末に公表された抽出速報集計より、都道府県別の人口の増減についてみると、北海道および福島県では10万人以上、青森県、岩手県など8県では5万人以上、それぞれ減少する一方で、東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県では5万人以上増加している(図表1左)。 これを、2010年時点の人口からの増減率としてみると、岩手県および福島県では1%以上、青森県、岩手県など12県では0.5%以上、それぞれ減少したことがわかる(図表1右)。 このような人口の増加・減少は、各都道府県からの転出入、すなわち社会移動と、出生・死亡からなる自然増減に分解できる。実際に、同調査より、増減率について社会移