32歳までに理想の結婚をする方法 ディキディキディンドンドン！

かっかっかっおに、顔合わせだったわ。 あたくしの親友であり永遠のライバル、カナピーとの、久々の競演ね。 カナピーとの出会いは16年前。 あたくし、バレエ留学で2年間パリにいたの。 その時はフランス語も分からず苦労したわ。話し相手は黒猫のショパンだけ。 レッスンでもいつも一人ぼっち。平気な顔をしてたけど、誰かの「大丈夫？」が欲しかった。 そんなとき、「あら、あなたのトゥ・シューズ、ぼろぼろじゃない。よっぽど練習してるのね」と、日本語で話し掛けてきてくれた人が居たの。 それがカナピーだった。 けれどあたくしが言葉を返す前にレッスンが始まってしまったの。 いつものようにバー・レッスンからセンター・レッスン、淡々と時間が過ぎていったわ。 でもこの日はいつもとちょっと違ったの。 「佳南子さん。お手本を見せてあげて頂戴」 先生がカナピーを指名したの。カナピーは「はい」とだけ答えて演技に入ったわ。演目は

[it1127]

バレエ用語のお勉強ということで....私もいつかは「タンデュデリエールのプレパーションからアン・オーでアラベスク、そこからパンシェへ。 」とか言ってみたいわ～♪（笑）。