５９３人分の患者情報入ったＰＣなど盗まれる 群馬大病院 - MSN産経ニュース

群馬大病院（前橋市）は４日、５０代の男性医師が患者５９３人の名前や疾患名、病状経過などの個人情報が入ったパソコンなどを盗まれたと発表した。前橋署が窃盗事件として捜査している。 病院によると、医師は６月１１日夜、車で前橋市の商業施設に立ち寄り、ノート型パソコンと外付けハードディスク（ＨＤ）などを入れたかばんを車内に置いて離れた際、車の窓ガラスを割られかばんごと盗まれた。 ＨＤ以外は同月２０日、屋外に放置されているのが見つかった。 医師は、患者の個人情報持ち出しに必要な病院長などの許可を得ていなかった。病院は患者に文書で謝罪、説明する予定。野島美久副病院長は会見で「個人情報の適切な取り扱いを全職員に周知徹底したい」と謝罪した。