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管制官の許可なく滑走路へ - MSN産経ニュース
中部国際空港で11日午後1時ごろ、瀋陽行き中国南方航空エアバスA319(乗客乗員42人)が管制官... 中部国際空港で11日午後1時ごろ、瀋陽行き中国南方航空エアバスA319(乗客乗員42人)が管制官の指示に反し、全日空機が着陸しようとしていた滑走路に進入するトラブルがあった。 管制官の指示を受けた全日空機が着陸をやり直したため事故にはならなかったが、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は「重大インシデント」に当たるとして、調査官3人の派遣を決めた。 9月以降、大阪空港や関西空港で管制をめぐるトラブルが相次いでおり、一層の安全強化が求められそうだ。 国交省によると、管制官は中国南方航空機の要求に応じ、滑走路途中からの離陸を許可した上で、手前でいったん待機するよう指示。同機も「滑走路の手前で待機」と復唱した。 当時、この滑走路には福岡発の全日空220便エアバスA320(乗客乗員59人)が着陸する直前だった。管制官は全日空機に着陸許可を出した後に、中国南方航空機が指示に違反して滑走路に入っているこ