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【産経抄】4月18日 - MSN産経ニュース
物理学者の寺田寅彦は文筆にも優れ、文明や自然に関するいくつもの随筆を遺している。中でも大きな災害... 物理学者の寺田寅彦は文筆にも優れ、文明や自然に関するいくつもの随筆を遺している。中でも大きな災害への国策の重要さを訴えた「天災と国防」は文明に対し辛辣(しんらつ)なことでもよく知られる。昭和9年『経済往来』に書いたものである。 ▼寅彦に言わせれば、人が岩山の洞窟(どうくつ)に住んでいたころは、地震や暴風にも平気だった。掘っ立て小屋やテントであれば、風に吹き飛ばされても復旧は容易だ。文明が進み、風圧水力に抗する造営物をつくったため被害は大きくなった。人間の細工がそうさせたのだという。 ▼さらに寅彦は、日本社会を高等動物に例える。電線や交通網が神経や血管のように張り渡されているからだ。しかし神経や血管の一カ所に故障が起きれば全体にその影響が及ぶ。70年以上も前の指摘だが、災害大国・日本ではその後、何度もこれをかみしめさせられた。 ▼そして今度は世界中がそんな警句を味わっていることだろう。アイス
2010/04/18 リンク