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【東日本大震災】「息子は生きてる」拒み続けた卒業証書+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
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【東日本大震災】「息子は生きてる」拒み続けた卒業証書+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
クリックして拡大する「賢ちゃん、高校受かったよ。連絡して」。土台とがれきだけになった自宅跡を訪れ... クリックして拡大する「賢ちゃん、高校受かったよ。連絡して」。土台とがれきだけになった自宅跡を訪れた沢田伸也さん(右)と妻の幸枝さん=宮城県女川町 がれきの山を重機でかき分けてつくられた道を、約4キロ離れた町の総合体育館まで通う。車は流されたし、ガソリンもないので歩くしかない。(SANKEI EXPRESS)目撃証言信じ… 「ここなら電波が入るから」。宮城県女川町の沢田伸也さん(51)と妻の幸枝さん(42)は携帯電話を握り締め、長男の賢一郎君(15)からの連絡を毎日待ち続けている。 地震は中学校卒業式の前日に起きた。賢一郎君はいつもより早く帰宅し、祖母、あい子さん(80)と一緒にいたはずだが、3週間近くたっても2人とも行方が分からない。 「賢ちゃん見たって人いたよ。おばあちゃんと逃げたけどはぐれたって」。震災3日後、知人から消息情報を聞き、また聞きの話でも胸躍った。 延期された卒業式は3月1