九州で記録的大雨 新幹線一時運転見合わせ 中四国－東海も警戒を - MSN産経ニュース

梅雨前線の活動が活発になっているため６日、九州は記録的大雨となった。気象庁は、前線の北上に伴い中四国や近畿、東海も７日にかけ大雨の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。 ＪＲ九州によると、九州新幹線は雨量計が規制値を超えたため、熊本－鹿児島中央で一時運転を見合わせるなど、ダイヤが乱れた。鹿児島県阿久根市は８７３世帯１６７０人に、伊佐市は６６世帯１９８人に避難勧告を出した。 ６日、鹿児島県薩摩川内市で１時間に８８・０ミリ（この地点の観測史上最多）の猛烈な雨を観測。同県さつま町でも８５・５ミリ、熊本県天草市で７９・５ミリ（同）を記録した。 気象庁によると、九州付近に延びる前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定。九州南部は６日昼すぎにかけ、北部は同日夜のはじめごろにかけ、局地的な激しい雷雨の恐れがある。