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覚醒剤密輸で逆転有罪 無罪の裁判員裁判覆す 東京高裁 - MSN産経ニュース
覚醒剤約2.5キロをスーツケースに隠し、密輸したとして覚せい剤取締法違反などの罪に問われた英国籍... 覚醒剤約2.5キロをスーツケースに隠し、密輸したとして覚せい剤取締法違反などの罪に問われた英国籍の地質学者、ソウヤー・ジョフリー・ロバート被告(55)の控訴審判決公判が4日、東京高裁で開かれた。金谷暁裁判長は「事実認定の方法自体が誤っている」として、被告を無罪とした1審千葉地裁の裁判員裁判判決を破棄、懲役10年、罰金500万円(求刑懲役13年、罰金700万円)の逆転有罪判決を言い渡した。 被告が、スーツケース内に違法薬物が入っていることを認識していたかが争点で、1審は「密輸の認識があったとするには疑いの余地が残る」と判断した。 金谷裁判長は、被告が自動車やパソコンを購入するために来日したと説明しながら、所持金が13万円余りで、クレジットカードやカタログも所持していなかったことを指摘。「所持品には覚醒剤密輸以外の渡航目的をうかがわせるものがない」と判断した。 また、税関検査で覚醒剤が見つかっ
2012/04/04 リンク