燃料集合体カバーに変色 敦賀原発１号機 - MSN産経ニュース

日本原子力発電は１７日、敦賀原発１号機（福井県敦賀市）の燃料集合体を覆う金属製カバーの９体が変色しているのを確認したと発表した。欠損にあたるかどうか確認する。 変色が見つかったのは、縦横約１４センチ、高さ約４．１メートルの筒状のカバー上部にある「クリップ」と呼ばれる部分。燃料集合体からカバーを取り外す際、工具を引っ掛けるもので、溶接部分が白く変色していた。 東北電力女川原発３号機（宮城県石巻市、女川町）で７月、燃料集合体のカバーで欠損が見つかったのを受けて、経済産業省原子力安全・保安院が女川原発と同じ沸騰水型軽水炉を所有する電力事業者に同様の欠損がないか調査を指示。日本原電は今月１３日から、敦賀原発１、２号機の使用済み燃料プールに貯蔵している１号機の全てのカバー５８２体を、水中テレビカメラで確認していた。

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産経新聞｜燃料集合体カバーに変色　敦賀原発１号機