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拓銀頭取ら実刑確定へ 特別背任事件、最高裁が上告棄却 - MSN産経ニュース
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拓銀頭取ら実刑確定へ 特別背任事件、最高裁が上告棄却 - MSN産経ニュース
平成9年に都市銀行として初めて破綻(はたん)した旧北海道拓殖銀行の約86億円にのぼる融資をめぐり... 平成9年に都市銀行として初めて破綻(はたん)した旧北海道拓殖銀行の約86億円にのぼる融資をめぐり、商法の特別背任罪に問われた元頭取らの上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は、元頭取らの上告を棄却する決定をした。元頭取ら計3被告について、無罪とした1審札幌地裁判決を破棄、逆転有罪の実刑判決を言い渡した2審札幌高裁判決が確定する。決定は9日付。 上告が棄却されたのは、元頭取の山内宏(82)と河谷禎昌(74)、融資先のリゾート開発会社元社長、中村揚一(69)の3被告。山内、河谷両被告は懲役2年6月、中村被告は懲役1年6月の実刑が確定する。 同小法廷は、実質的に倒産状態にある企業への無担保融資の場合でも、融資先に客観性を持った再建・整理計画などがあれば、特別背任罪にあたらないとの初判断を示した。その上で、拓銀の元頭取らの融資判断について、「融資先に客観性を持った再建計画などもなく、著しく合