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話題集めるフランスの「ターザン展」 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
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話題集めるフランスの「ターザン展」 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
1953年に公開された映画「ターザンと巨象の襲撃」のポスター(ケ・ブランリー美術館提供、ブルーム... 1953年に公開された映画「ターザンと巨象の襲撃」のポスター(ケ・ブランリー美術館提供、ブルームバーグ) 熱帯雨林の保護、生態多様性の保全、持続可能な発展など、考えなければならない問題を数々抱える現代社会に、エコのヒーロー、ターザンが登場し、話題を集めている。 パリのケ・ブランリー美術館で9月27日まで開催中の展覧会「ターザン!」は、米作家、エドガー・ライス・バローズ(1879〜1950年)が1912年に書いた小説『類人猿ターザン』に焦点をあてている。副題は「ワジリ族のルソー」。フランスのインテリたちは仏哲学者、ルソーが説いた「高貴な野蛮人」の米国版ともいえるターザンに弱い。 展示はまず作家の紹介から始まる。バローズは作家になる前にさまざまな職を転々としていた。次に作品のヒントとなった米ジャーナリスト、H・M・スタンリーの『黒いアフリカ』(1890年発表)や英作家ラドヤード・キップリングの