【ホッと一息＠北海道】目指すは学生が企画する常設館 期間限定「北大映画館」今年も開館＋（1/4ページ） - MSN産経ニュース

国立大学の北海道大学に常設の映画館を作ろう、という常識破りのプロジェクトが、もう５年も前から進められている。この１１月には、今年で６回目となる上映イベント「ＣＬＡＲＫ ＴＨＥＡＴＥＲ２０１１」も開かれるが、実行委員会を組織しているのは、普通なら４年で卒業してしまう学生たち。代が替わろうとも、壮大な目標に向かって思いを一つにつないでいこうとしている。（札幌支局 藤井克郎） 北大映画館プロジェクト実行委員会の学生たちが常設の映画館にしようというのは、広大な北大キャンパスの南端、札幌市北区北８条にあるクラーク会館の講堂だ。「少年よ、大志を抱け」でおなじみ、ウィリアム・Ｓ・クラーク博士の功績をたたえ、課外活動などの拠点となる学生会館として昭和３５年に開館した建物で、その中心施設である講堂は定員５１０人の大ホールとして、研究発表や音楽系サークルのコンサートなどに使われている。 そもそものきっかけは、